
読者の心に刺さるタイトルを作るのって難しいですよね。
じつは実績豊富なプロのブロガーですら、一発で完璧なタイトルを生み出せるわけではありません。
彼らも、記事公開後にアクセス解析やリライトを繰り返して、クリックされるタイトルに近づけているだけなんです。
そこで今回は「クリックされるタイトル」に近づくために知っておきたいポイントを解説します。
この方法で月数万PVを記録する記事がいくつも生まれているので、PV数を伸ばしたい方は必見です!
ブログサイトの名前で悩んでいる人は、次の記事を参考にしてください。
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魅力的なブログ名・サイト名の決め方 【テンプレフレーズ67個】
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目次
ブログ記事における『タイトル』の重要性
ブログ記事で最も重要なのは『タイトル』です。
というのも、Webの検索結果には記事タイトルが大きく表示され、細かな内容は見えないから。
読者はまずタイトルを見て、その記事を読むかどうかを瞬時に判断します。
どれだけ時間をかけて素晴らしい記事を書いても、タイトルで読者の関心を引ければ、記事を開いてすらもらえません。
だからこそ、タイトルは何度も見直し、より読者を引きつけるられる表現に磨き上げることが大切なんです。
記事タイトルを付ける前の事前準備
タイトルを付ける前に、キーワード選定 して狙いたいキーワードを決めておきましょう。
最初にキーワードを定めずに適当にタイトルをつけてしまうと、需要がなかったり、ライバルが強くて勝てない領域で勝負してしまい、時間を浪費してしまいます。
具体的にキーワード選定は次の手順で行います。
- メインキーワードを決める
- 無料ツールで関連キーワードを洗い出す
- キーワードの検索ボリュームを調べる
- 検索ボリュームから執筆するキーワードを選定する
キーワード選定については、次の記事でより詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。
ブログ記事タイトルの決め方
効果的なタイトルをつけるためには、SEOマーケティンの基本を理解することが大切です。
ここからは タイトルを作成する際に意識すべきポイントをお伝えします。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
検索キーワードを盛り込む
まずタイトルには、狙っている検索キーワードを盛り込みましょう。
キーワードをタイトルに含めることで、Googleが「この記事は〇〇について書いてるのか」と判断しやすくなり、意図したキーワードにヒットしやすくなります。
また、読者目線で見ても記事の内容をイメージしやすく、結果的にクリック率の向上にもつながります。
キーワード選定がまだの人は、次の記事に詳しいやり方を載せているので、こちらをご覧ください。
記事の内容にマッチしたタイトルをつける
記事のタイトルは、かならず内容とマッチさせましょう。
タイトルで興味を引いても、中身が違うと「なんだこの記事?」と読者に失望されてしまいます。
たとえば、ネットニュースで目立つタイトルがついていても、中身を読んで誇張やミスリードだったらイラっとしますよね。
読者の関心を引くのは大切ですが、内容と異なるタイトルは信頼を損ねる原因になるので避けるべきです。
ブログ記事タイトルの文字数は30文字程度にする
ブログ記事のタイトルは、30文字程度でまとめるのがベストです。
デバイスの種類にもよりますが、Google検索ページの表示上限は、パソコンで29文字、スマホで34文字となっていました。
そのため、どちらで見ても大事な部分が見切れないように調整する必要があります。
かといって、タイトルを短くしすぎても、読者への訴求が不足してしまいますよね。
だから30文字を目安に、内容を端的にまとめつつ、魅力的に伝えるための工夫が大切になってくるんです。
魅力的なタイトルにブラッシュアップする方法
ブログ記事を公開したら、3ヶ月を目安にタイトルの効果を検証しましょう。
無料の解析ツール『Googleサーチコンソール』を使えば、既存のタイトルがユーザーの興味を引いているかどうかを簡単に確認できます。
CTR(クリック率)とは、記事が検索にヒットした回数のうち、実際にクリックされて開かれた割合を指します。
まずは CTR:5~10%を目指しましょう。
検証の結果で、クリック率が良好な場合は現状のタイトルを維持。クリック率が低い場合はタイトルを改善します。
この検証と改善のサイクルを3ヶ月ごとに繰り返すことで、だんだん魅力的なタイトルに近づけていきます。
収益記事と集客記事でタイトルの付け方が異なる
ブログサイトには『収益用』と『集客用』の2種類の記事があります。
- 収益用の記事:広告を掲載して、商品を買ってもらうための記事
- 集客用の記事:特定のキーワードで検索上位を狙い、ユーザーを収益記事へ誘導するための記事
特にルールはありませんが、集客記事と収益記事とで タイトルのつけ方が少し変わってきます。
キャッチフレーズのテクニック集【テンプレート】
ここからは、魅力的なタイトルを作るための8つのテクニックをご紹介します。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
数字を入れて具体的にする
タイトルに数字を入れると、具体性や説得力が格段に向上します。
イメージしやすいよう、以下の例を見てみましょう。
どうでしょうか?
数字が入っている方が「どれくらい値上がりしたのか」が明確になり、情報のインパクトが伝わりますよね。
他にも、数字は視覚的に目立ちやすいので パッと見たとき に読者の目に入りやすい特徴もあります。
権威性や実績をアピールする
ブログやSNSでは、権威性のある人の発信にユーザーが集まります。
たとえば「これに投資したら儲かるよ」という言葉も、普通の人が言うのと、実績のある投資家が言うのとでは信頼度がまったく違いますよね。
このように、権威性や実績は読者を引きつけるための強力な要素となるんです。
ブログでも記事タイトルに権威性を盛り込むことで、クリック率を向上させる効果がありますよ。
ベネフィットを盛り込む
マーケティングにおけるベネフィットとは『記事を読んだ後の理想の未来』を指します。
記事のタイトルにも、この「理想の未来像」を含めることで読者の潜在的な欲求を刺激し、行動意欲をかき立てる効果があります。
「~のやり方」「~の方法」など手順を明記する
手順をまとめた記事を作る場合は、「これはガイド用の記事だ!」と一目で分かるタイトルをつけましょう。
ネットで検索するユーザーの中には、「〇〇の手順が知りたい!」という具体的なニーズを持つ人が多いです。
「~のやり方」のようなフレーズを含めることで、特定のターゲットにピンポイントで刺さるタイトルになり、クリック率の向上が期待できます。
ターゲットを明記する
あえて『ターゲット』を明記することで、特定のユーザー層にピンポイントで刺さる記事タイトルを作れます。
同じ悩みを抱えていても、読者ごとに置かれている状況や背景はさまざま。
特にニッチな悩みになると、自分の状況にピッタリ合った記事が少なく、なかなか探している情報にたどり着けないことも多いですよね。
だからこそ、そんな『特定の読者』を明記している記事タイトルは、該当するユーザーからクリックされやすいんです。
心配・不安をあおる
人は心配や不安を感じると、それを解消する方法を知りたくなります。
この心理を利用して、タイトルに『不安を煽る表現』を含めることで、読者の興味を引きやすくなります。
具体的な例を見てみましょう。
確定申告を後回しにしている人がこのタイトルを見たら「どんなペナルティーがあるの?」と不安を感じ、さらに詳しい情報を知りたくなるはずです。
このように、不安やリスクを煽る表現には、該当する読者に「この情報は知らなきゃまずい!」と思わせる効果があります。
ただし、過度に煽りすぎると不快感を与えてしまうので、適度な表現を心がけて信頼感を損なわないように気をつけましょう。
読者に問いかける
タイトルに疑問形のフレーズを取り入れると、読者の好奇心を刺激し、本能的に「答えを知りたい」と感じさせることができます。
具体例を見てみましょう。
このタイトルを見ると「え?俺はあてはまってないよな ...」と不安になり、答えを確かめたくなりますよね。
こうした疑問形の表現は、読者に「自分のことかもしれない」と思わせることで、内省を促し、自然と興味を引きつける効果があります。
漢字・ひらがなのバランスを意識する
タイトルを作る際は、漢字とひらがなのバランスを意識しましょう。
目安として「漢字:3割、ひらがな:7割」の比率が、見た目がスッキリして読みやすくなります。
どうでしょうか。漢字が多いと硬い印象を与え、ぱっと見たときに抵抗感が生まれてしまいますよね。
読者の目を引きつけるためには、視覚的な印象も非常に大切。
漢字とひらがなのバランスを意識して、親しみやすいタイトルを目指しましょう!
収益記事に特化したテクニック
ここからは、収益記事の成約率やクリック率を高めるためのテクニックを紹介していきます。
これらは基本的に『収益記事』向けのテクニックですが、『集客記事』で使えるケースもあるので柔軟に活用してみてください。
それでは、ひとつずつ詳しく説明していきます。
「無料」や「お得」を前面に出す
「無料」や「お得」は、行動を促すための最強のマーケティング用語です!
これらの言葉をタイトルに含めるだけで、成約率やクリック率が大きく向上します。
なぜなら、商品やサービスを選ぶ際、読者が最も気にするのは「コスト」だから。
特に未経験の人にとって、費用がかからないことは大きな安心材料になります。
どうでしょうか?
「無料」という2文字があるだけで、「お金がかからないなら試してみよう」と思えますよね。
このように「無料」や「お得」という言葉には、読者の警戒心をやわらげ、自然とクリックしやすくなる効果があります。
人は「〇%オフ」よりも「無料」という訴求に強く反応します。
この心理的傾向は行動経済学でも実証されているので、ASP案件を選ぶ際は
無料キャンペーンを実施している広告 > 50% OFFのキャンペーンを実施している広告
をひとつの選定基準にすると良いでしょう。
「簡単」「すぐできる」ことをアピール
時間がかかる作業や複雑な手続きって、面倒くさくて嫌ですよね。
その心理は読者も同じで、「時間や手間がかかりそう」と思われたら、その記事は読んでもらえません。
そのためタイトルには「簡単にできる」「すぐに完了する」ことを明記して、手軽さをアピールしましょう。
手続きが簡単で短時間で済むことを明確に伝えることで、読者に「これなら手軽にできそう」と思わせることができます。
作業のハードルを下げるだけでクリック率は大幅に向上するので、ぜひ活用してみてください。
競合との比較結果を明示する
特定の商品やサービスを紹介する場合、競合商品と比較して「どこが優れているのか」を具体的に明記すると効果的です。
「この商品が欲しい」「そのサービスを利用してみたい」と感じる理由は人それぞれ。
だからこそ、ユーザ数や実績、特徴的な機能など、競合にない強みを全面的にアピールすることで、特定の読者にピンポイントで刺さりやすいタイトルになります。
「ランキング」「おすすめ」で序列をしめす
比較記事のタイトルには、「おすすめ」「ランキング」「比較」といった表現を盛り込みましょう。
いまは似たような商品がたくさんあるので「何が違うの?」「ベストな選択肢はどれ_」と悩むユーザーも多いですよ。
しかし、選択肢を絞り込むのは手間がかかるため、後回しにしてしまうという人も少なくありません。
そこで「この記事を読めばベストな選択肢が分かりますよ」とタイトルで示すことで、ユーザーの関心をぐっと引き寄せることができます。
このように、競合と比較した結果をタイトルに明示するのも、効果的なマーケティング手法のひとつです。
クリック率が向上するキャッチフレーズ 26個
読者のこころに響きやすいインパクトのあるワードを 26コ厳選しました。
- 絶対に
- 超有料級
- 限定
- 必須
- 知らないと損
- プロも使ってる
- 裏側
- 〇〇〇〇年最新
- 効果的
- 時短
- たった〇分
- 法人向け
- 図解付き
- 秘密
- 暴露
- すぐできる
- 簡単
- 無料
- 稼げる
- 損しない
- 必見
- 最も〇〇
- 最短で
- 最安値
- 初心者向け
- 分かりやすく
これらのワードには、クリック率を大幅に向上させられる力があります。
ここまで紹介したテクニックと併せて活用してみてください。
注意点
記事タイトルを付ける際には、以下の2点に注意しましょう。
では、ひとつずつ解説していきます。
タイトルの誇張は避ける
タイトルを誇張すると一時的にはクリック率が上がりますが、最終的には逆効果となってしまいます。
たとえば、タイトルで煽るような表現を使って読者の期待を高めても、記事内容がそれに見合わなければ、ユーザーは失望してすぐに離脱してしまいますよね。
これでは、SEOの評価が上がらないどころか、読者からの信頼性も下がってしまい、以降サイトを訪れてもらえません。
メリットが少ないわりにデメリットは大きいため、タイトルの誇張は避けた方が良いでしょう。
1記事で狙うのは1キーワードのみ
記事を作る際にとくに注意すべき点は、1記事で狙うキーワードを1つに絞ることです。
まず、検索キーワードによってユーザーの求める情報や検索意図は大きく異なります。
仮に複数のキーワードを同時に狙おうとすると、必要な情報が不足したり、逆に不要な情報が混ざったりと、記事の焦点がぼやけてユーザーのニーズに適切に応えられません。
結果的にコンテンツの質が低下してGoogleからの評価も下がってしまうので、1記事1キーワードは徹底して、テーマを明確にすることが重要です。
QA
「記事タイトルの決め方」でよくある質問を下記にまとめました。
初心者の方が一度は悩むところなので、ぜひ参考にしてください。
タイトルに記号【】、「」・|を入れた場合、SEOの評価に影響はある?
結論:タイトルに記号(【】、「」・|)を入れてもSEOへの影響はありません。
実際に適当なキーワードの検索上位を見てみてください。
記号を使っている記事は結構たくさんあります。
記号(【】、「」、|)には、タイトルを整理して読みやすさを向上させる効果があります。
しかし、必要以上に記号を詰め込むと、かえって読みづらくなってしまうので、見栄えのバランスを意識して活用すると良いかと思います。
タイトルに半角スペースを入れて分かりやすく区切って良い?
結論:半角スペースを1~2個入れるくらいは問題ありませんが、多用は避けるべきです。
過度な半角スペースの使用は、Googleからキーワードスパムと判断されるリスクがあります。
とはいえ、半角スペースを入ると文の区切れが分かりやすく、タイトルが見やすくなるメリットもあるので、適度に使用していくと効果的ですよ。
まとめ
ここまで魅力的な記事タイトルのつけ方を紹介してきました。
最後に重要なポイントを復習していきましょう。
- 狙っているキーワードは絶対盛り込むこと
- 内容にマッチしたタイトルにすること
- タイトルの長さは30文字くらいにすること
- 漢字とひらがなのバランスを意識すること
- テクニックのテンプレートを活用することパワーワードを盛り込むこと
以上、これらを意識するだけで誰でも魅力的なタイトルを作れます。
また、1度記事を作ったら、次の流れでPDCAを繰り返しましょう。
- 記事を書く
- 3か月後にサーチコンソールでクリック率を確認する
- CTR(クリック率)が指標より低ければ別のタイトルに変える
- 3か月後にサーチコンソールでクリック率を確認する
この記事は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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