ブログを始める際に「ブログ名が思いつかない」「既に使われている」という問題に直面する方も多いでしょう。
この記事では、ブログ名がサイト全体に与える影響や、効果的なブログ名を考えるためのコツ・テクニックをご紹介します。
発想を広げるための「テンプレート」も用意しているので、良いアイデアが浮かばない人は、ぜひ参考にしてみてください。
5分もあれば読めるので、さっと読んでアイデアを増やしていきましょう。
目次
ブログ名(サイト名)の重要性
有名なサイトの名前って、いい響きでスッと頭に入ってきますよね。
たとえば
どれもリズミカルで覚えやすいです。
これらの名前は一見シンプルに見えますが、実際には多くの時間と工夫をかけて考えられています。
そんなブログ名について、サイト全体に及ぼす効果や影響を説明していきます。
ブランディング効果
まず、ブログ名は「ブランドイメージ」そのものです。
リズミカルで覚えやすいタイトルは読者の記憶につよい印象を与えます。
さらに、他のサイトとの差別化にもつながり、読者が「あなたのサイト」を覚えやすくなります。
認知度が高まると、サイト全体の信頼性もアップするので、読者に覚えてもらえるような魅力的なブログ名を考えましょう。
SEOへの影響
ブログ名はSEOにも影響をします。
具体的には、ブログ名の中に「狙いたいキーワード」を含めると、そのキーワードで検索された際に、あなたのサイトが検索結果に表示されやすくなります。
たとえば、当ブログは「タカログ」で検索した際に、検索結果の最上位に表示されます。
このように、検索されたいキーワードをブログ名に入れることは、SEO対策としても効果的なんです。
この点については、「4.2 狙いたいキーワードを含める」で詳しく解説していきます。
ブログ名の付け方のコツ・ポイント
ここからはブログ名を付けるときのコツ・ポイントを伝えします。
- サイトの内容がわかるように
- 文字数はできるだけ少なく
- なるべく簡単なワードで構成する
- 半濁音の法則を活用する
- スタイルにあわせてかな・漢字・英語を選定
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
サイトの内容がわかるように
特化ブログの場合は、サイトの内容がイメージできるブログ名がおすすめです。
これには主に3つの理由があります。
- 信頼性が向上する
ブログ名がサイトの内容を的確に表現していると、読者からの信頼を得やすくなる。 - 記憶に残りやすい
読者があなたの記事に興味を持ったとき、その内容に関連するブログ名であれば、記憶に残りやすい。 - 読者の判断を助ける
ブログ名からサイトの内容がわかると、読者が「このブログが自分の興味やニーズに合っているか」をひと目で判断できる。
では、具体的にどのようなブログ名が良いのか。
たとえば「仮想通貨」に特化したブログの場合、「仮想通貨、暗号資産、クリプト、コイン」などのキーワードをブログ名に含めると、ブログの内容をイメージしやすいですよね。
このように、ブログ名に『サイトの内容がわかる言葉』を入れるのもひとつの手です。
文字数はできるだけ少なく
ブログ名は、できるだけ短くてわかりやすいものにしましょう。
そもそも文字数が多いタイトルは読者に覚えてもらえません。
多くても15文字以内には収めたいところですね。
実際に成功しているブログのタイトルは、短いものが多いです!
- クロネのブログ講座(9文字)
- ひつじアフィリエイト(10文字)
- BANK ACADEMY(11文字)
- 副業コンパス(6文字)
どれも15文字以内に収まっていますよね。
このように、ブログ名は短くシンプルなものにしましょう。
なるべく簡単なワードで構成する
ブログ名は、なるべく簡単な言葉を使って構成しましょう。
読めない漢字や英単語があった時点で、そのサイト名は覚えてもらえません。
誰もわざわざ難しい語句を調べてまで、ブログの名前を覚えようとはしませんよね。
例えば、次のようなタイトルは避けるべきです。
- 案山子専門ブログ
- horticulture blog
- 黴菌の予防法
このようなタイトルは、たとえ記事が良くても覚えてもらうのが難しいかもしれません。
では、難しい漢字をひらがなに、英語を日本語に直してみます。
- かかし専門ブログ
- 園芸ブログ
- ばいきんの予防法
いかがでしょうか。先ほどの例よりも、頭にすっと入ってきますよね。
もちろん、個性的なタイトルも読者の目を引きますが、まずは読みやすさを優先しましょう。
リズミカルなタイトルに
ブログ名に 濁音(が行、ざ行、だ行、ば行)や、半濁音(ぱ行)をいれると、
リズミカルで聞き心地の良いタイトルになりやすいです。
これは『半濁音の法則』と呼び、音に「引っかかり」を与えて、言葉の印象を強める効果があります。
実際、人気商品や流行語、ヒット曲の中にも、この法則が取り入れられているものが多いです。
- バルス(滅びの呪文)
- ポケモン
- あげぽよ・さげぽよ
- おっぱっぴー
- ペン・パイナッポー・アッポー・ペン
どれも言葉の響きが良いですよね。
『半濁音の法則』はブログ名においても効果的なので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
スタイルに合った文字を使おう
ブログのスタイルに合わせて、文字の種類(ひらかな・カタカナ・漢字・英語)を選定しましょう。
どの文字を使うかによって、読者が受けるイメージは大きく変わります。
- ひらがな:カジュアル・愛くるしい印象(個人サイトに多い傾向)
- 英語:かっこいい・オシャレ・信頼性がたかい印象
- 漢字:堅い・信頼性がたかい印象(法人サイトに多い傾向)
- カタカナ:もっとも使われる型式なので違和感を与えにくい
少し分かりにくいかもしれないので、例を挙げてみます。
- 私は 「都市開発支援会」 に入会した
- 私は 「まちづくりしえん会」 に入会した
- 私は 「Urban Development Support Group」 に入会した
これらはすべて同じ団体に入会していることを表していますが、文字の選び方によって、受ける印象は全く違います。
それぞれの文字から受ける印象
- 都市開発支援会:しっかりとした団体のイメージ。
- まちづくりしえん会:ボランティアっぽくて親しみやすい印象。
- Urban Development Support Group:おしゃれでかっこいい。なんとなくすごそうなイメージ。
こんな感じで、同じ言葉でも「表現する文字」が違うだけで、読み手が受けるイメージが180℃変わります。
これはブログ名においても同様。
そのため、ブログ名を考える際には、自分のサイトのスタイルに合った文字を選び、ブランドイメージを固めることが大切になります。
ブログ名のテンプレート集
ブログ名を魅力的にするため、3つのスタイルに分けて、タイトルのテンプレートを集めました。
- 愛くるしいタイトルのテンプレート
- かっこいいタイトルのテンプレート
- シンプルなタイトルのテンプレート
愛くるしいタイトルのテンプレ
- 〇〇ぶろぐ
- 〇〇らぼ
- 〇〇はいしん
- 〇〇のみちしるべ
- 〇〇さいと
- 〇〇ろぐ
- 〇〇びより
- 〇〇あんてな
- 〇〇のへや
- 〇〇ねっと
- 〇〇にゅーす
- 〇〇ちゃんねる
- 〇〇のくらし
- 〇〇らいふ
- 〇〇のすすめ
- 〇〇にっし
- 〇〇にっき
- 〇〇のきろく
- まったり〇〇
- みんなの〇〇
- めざせ〇〇
- まいにち〇〇
- ゆったり〇〇
- ゆっくり〇〇
- 〇〇のぶろぐ
- 〇〇のあしあと
- 〇〇のきろく
かっこいいタイトルのテンプレ
- 〇〇.com
- 〇〇.net
- 〇〇ism
- 〇〇BLOG
- 〇〇TV
- 〇〇TIME
- 〇〇NEWS
- 〇〇NET
- 〇〇.NET
- 〇〇ACADEMY
- 〇〇UNIVERSITY
- 〇〇LOG
- 〇〇NAVI
- 〇〇COMPASS
- CAMP〇〇BOOK
- 〇〇LIFE
- 〇〇LAB
- 〇〇MEMO
シンプルなタイトルのテンプレ
- 〇〇ブログ
- 〇〇ログ
- 〇〇ネット
- 〇〇に道しるべ
- 〇〇の記録
- 〇〇の部屋
- 〇〇アンテナ
- 〇〇サイト
- 〇〇ドットコム
- 〇〇ニュース
- 〇〇ライフ
- 〇〇大学
- 〇〇掲示板
- 〇〇教室
- 〇〇日記
- 〇〇発信
- 〇〇研究室
- 〇〇研究所
- みんなの〇〇サイト
ブログ名の付け方(応用編)
ここからは応用編です。
ブランディングやSEO効果をさらに高められるテクニックを紹介していきます。
- サイト名とドメインを合わせる
- 狙いたいキーワードを盛り込む
- 超特価ブログの場合はターゲットを明記する
では、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
サイト名とドメインを合わせる
サイト名とドメインを一致させると、ブランドイメージに一貫性が生まれ、読者から信頼されやすくなります。
たとえば、ブログ界隈で有名なヒトデさんも、サイト名とドメインを合わせています。
出典:サイト名:hitodeblog(ドメイン:hitodeblog.com)
ブログは信頼性が命なので、このような少しの工夫も大切なんです。
ドメインについて詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。
【画像ベースで超簡単】ブログURLの決め方や注意点・設定方法を解説
続きを見る
ドメインの空き情報を確認する方法
すでに使用されているドメインは使えないので、サイト名を考える段階でドメインもチェックしておくと良いでしょう。
- 上記リンクから「ConoHa WING」公式サイトへアクセス
- 確認したいドメインを検索ボックスに入力して「検索する」ボタンを選択
- 検索結果でドメインを使用できるかチェック
狙いたいキーワードを盛り込む
ブログ名に狙いたいキーワードを盛り込むと、そのキーワードで検索された際に、検索結果に表示されやすくなります。
これは、ブログ記事のタイトルにキーワードを入れる理論と同じです。
まぁぶっちゃけて言うと、SEOへの影響度では、ブログ(サイト)のタイトル > ブログ記事のタイトル くらいの威力があります。
とはいえ、検索上位を狙う方法としては、このやり方は邪道。
基本的には、記事ごとに1つのキーワードを狙っていくので、サイト名に無理にキーワードを含める必要はありません。
⇒検索ボリュームやキーワードの調べ方について知りたい人はこちら
【有料級】ブログの穴場キーワードの選定方法|2024年最新版
超特価ブログの場合はターゲットを明記する
特定の分野や、ターゲットを明確に狙った「超特化ブログ」を作成するケースでは、サイト名にターゲットを明示すると効果的です。
・IT業界専用の転職サイトのタイトル
⇒ IT転職.com ~エンジニアのための転職サイト~
・学生向け起業コンテンツ配信サイトのタイトル
⇒ 学生起業の教科書
このように、サイト名にターゲットを明示することで、その分野に関心がある読者に強くアピールできます。
その結果、読者は「このサイトは専門性が高い」と感じ、記事を信頼して読んでくれるようになりますよ。
思いつかなければ ニックネーム+ブログ でOK
ブログ名を決めるコツやテクニックをいろいろと紹介してきましたが、もし良いアイデアが浮かばなければ「ニックネーム + ブログ」とったシンプルな名前でOK。
実際にこのスタイルで成功しているブロガーさんも多いですよ。
結局のところ、ブログで収益を上げるためには、良い記事を書けるかどうかが鍵になります。
また、ブログ名は後からでも変更可能。
なので、どうしても思い浮かばない場合は、シンプルなタイトルを選んでみてください!
ブログ名を決める際の注意点
つぎにブログ名を決める際の注意点について解説していきます。
- 既存のサイト名や商標と被らないように
- 有名サイトに寄せたブログ名は避けよう
これらを無視してしまうと、後々トラブルに巻き込まれる可能性があるので、ブログ名を決定する前に必ず確認しておきましょう。
既存のサイト名や商標と被らないように
ブログ名は既存のブログや、商標と被らないようにしましょう。
重複すると、著作権侵害としてGoogleに通報されたり、最悪の場合、訴訟に発展するリスクもあります。
余計なトラブルを避けるためにも、サイト名の重複には十分注意が必要です。
有名サイトに寄せたブログ名は避けよう
インフルエンサーのブログや、実績のあるサイトと類似した名前は避けるべきです。
理由は単純で、初心者が実績のあるブログに勝つのは難しいから。
似た名前でブログを始めてしまうと、ブログ名でGoogle検索した際に、有名なサイトの方が上位に表示されてしまいます。
それに、同じような名前のブログがいくつもあると読者も困惑してしまいますよね。
他のサイトとの差別化を図るためにも、競合サイトの名前を真似るのではなく、オリジナリティのあるブログ名を考えましょう。
ブログ名を決める手順 3ステップ
ここからは、ブログ名を決めるための3つのステップをご紹介します。
- サイトのテーマ(方向性)を決める
- いくつかタイトルの案を出す
- タイトルを1つを選ぶ
これは、私がブログ名を決める際に実践している手順です
もちろん、必ずしもこの方法に従う必要はありませんので、あくまで参考としてご覧ください。
サイトのテーマ(方向性)を決める
まずは、あなたのサイトの「テーマ」を決めましょう。
「どのジャンルの記事を書くのか」「どんなコンセプトでサイトにするのか」
これらを明確にし、そのテーマに合ったブログ名を考えることが大切です。
なお、アフィリエイトは、ジャンルによって稼ぎやすさが全然違うので、ジャンル選びは『特に力を入れて』行いましょう。
⇒ジャンル選定のコツや、競合に勝てる穴場ジャンルについて知りたい人はこちら
ブログアフィリエイトのニッチな穴場ジャンル|おすすめ15選
いくつかタイトルの案を出す
サイトのテーマが決まったら、いくつかタイトル案を出してみましょう。
- テーマ(ジャンル)に関連する競合サイトのタイトルを参考にする
- 思いついた言葉の類語や英訳を調べ、使えそうな表現を増やす
- さまざまな視点や角度からアイデアを出す
こんな感じです。
じっくりと時間をかけて取り組むことで、普段は出てこないような独創的なアイデアが生まれることもありますよ。
タイトルを1つを選ぶ
いくつか案を出したら、あなたが最良だと思うひとつを選択してください。
- タイトルからブログの内容を想像できるか
- サイトのテーマに合っているか
- リズミカルで覚えやすいか
- 読者の興味を引けるか
これらを基準にベストなブログ名を選びましょう。
ブログ名が決まったらドメインを取得しよう
ドメイン名とブログ名を一致させることは、効果的なブランディング戦略の1つです。
ドメインは早いもの勝ちなので、ブログ名が決まったら、早めの取得をおすすめします。
通常、ドメインの取得には費用がかかり、定期的な更新も必要となります。
- 取得料金:1~1000円程度
- 1年ごとの更新料金:1500程度
しかし、「ConoHa WING」でサーバをレンタルすると、ドメインが永久無料で手に入る特典が付いてきます!
ブログを始める場合は必ずレンタルサーバが必要になるので、「ConoHa WING」でレンタルサーバを契約して、ドメインの無料特典を受け取りましょう。
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QA
下記はブログ名を決める際によくある質問です。
初心者の方が一度は悩むところだと思うので、ぜひ参考にしてください。
サイト名称はあとで変えても大丈夫?
結論:サイト名は後で変更してもOKです。
サイト名の変更によってSEOの評価が低下することはありません。
ただ、以下のようなデメリットもあるので留意しておきましょう。
- サイト名が変わると既存ユーザに混乱を招く可能性がある
- 今まで築き上げてきたブランド(ブログ名)が失われる
すでに多くの利益を上げているサイトや、ブランドイメージが確立しているサイトでない限り、大きな影響はないので、気にせず変更してで大丈夫です。
キャッチフレーズは必要?
結論:どちらでも良いです。
キャッチフレーズの有無がSEOに影響を与えることはありません。
なので、好みに合わせて決めていただければ大丈夫です。
まとめ
最後にここまでの内容を振り返っていきましょう。
- ブログ名はブランディングやSEOに影響する
- ブログテーマに沿ったタイトルに
- 難しい用語は使わずリズミカルなタイトルに
- いくつか案を出してから一つに絞る
これらはブログ名を考えるうえで、とくに大切な部分なのでしっかりと頭に入れておきましょう。
余裕があれば
・ブログ名とドメインは一致させる
・キーワードをブログ名に盛り込む
も覚えおくと なお良し。
まあ、ブログ名は後からでも変えられるので、あまり悩みすぎずパパッと終わらせましょう。
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