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マイニングとは?分かりやすく仕組みを解説

<目次>
  • マイニングとは?
  • マイニングの種類
    1. PoW (プルーフオブワーク)
    2. PoS(プルーフオブステーク)
    3. その他の種類のマイニング
  • まとめ

 

マイニングとは?

マイニングとは仮想通貨における取引を承認して、そのデータが書き換えられないように取引台帳に記録することです。
※この取引台帳はブロックチェーンと呼ばれています。

マイニングはハッシュ関数という不可逆な関数を使い、データの上書きを不可能にしていますが、この計算がとにかく難しいです。そのため、マイニングを行った際には一定の報酬を受け取ることができます。

なお、この報酬は新たに発行された通貨によって支払われます。つまりこの瞬間に通貨の新規発行が行われていることになるわけです。

英語で、「マイニング(採掘)」と名付けられているとおり、鉱山から金を掘り当てるような大変作業です。

マイニングの種類

マイニングには、PoW(プルーフオブワーク)とPoS(プルーフオブステーク)など、複数の方法が存在します。以下ではこの2つについての詳細を説明していきます。

1.PoW (プルーフオブワーク)

PoWは高性能のコンピュータを使い膨大な計算を行い、最も早く回答にたどり着いた人に報酬が支払われます。

報酬は多くもらえますが、承認作業(計算問題)の競争となっているため、参加するには相当の設備や電気量などが必要となります。したがって個人では参加しにくいものとなっています。

またPoWでは、悪意のある特定のユーザが過半数以上の割合でマイニング(承認作業)行った場合、不正なデータが承認されてしまうといった問題が存在します。しかし、現実的には特定のユーザが過半数以上の占有率を得ることは不可能といわれています。

メリット

  • 競争に勝った時の報酬が大きい。
  • 履歴となるデータの改ざんができないため、安全性・信頼性がある。

デメリット

  • 設備や電気代などの負担が大きい。
  • 51%攻撃(過半数以上の占有率による不正取引)が存在する。
  • 環境へ与える影響が、将来大きな懸念事項となり得る。

 

2.PoS(プルーフオブステーク)

PoS(プルーフオブステーク)では、そのブロックチェーンにおける仮想通貨を多く保持することで取引の承認権が与えられ、報酬を得ることができます。

膨大な計算を一番に説いて、承認を行った人に報酬が支払われるPoW(プルーフオブワーク)とは異なり、設備の費用などが必要ないため参入しやすいです。

しかし、PoSでは仮想通貨の保有額が大きければ多き程、得られる報酬も多く成るため、どうしてもお金持ちに有利になってしまいます。

メリット

  • 設備を用意する必要がなく、消費電力少ない。
  • 51%攻撃(過半数以上の占有率による不正取引)が発生する可能性がPoSより低い。
  • 環境(問題)にやさしい。

デメリット

  • 資産を多く保有するものが有利である。
  • 報酬目当てで資産を増やして通貨を貯めこむ人が多くなり、通貨の流動性が低下する可能性がある。

 

3.その他の種類のマイニング

以上では、主にPoWとPoSを紹介しましたが、他にもリップル(Ripple)が採用するPoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)や、ネム(NEM)が採用するPoI(Proof-of-Importance)などが存在します。

リップル(Ripple)とネム(NEM)はどちらも価値が上がっている銘柄なので、興味がある方は調べてみるのもいいと思います。

 

まとめ

PoSはPoSのリスクを解消するマイニングの承認方式となっていますが、メリットだけではなくデメリットも存在します。

現時点ではどちらが優れているかなどは分かりませんが、仮想通貨で取引をする際は、ここら辺の知識も持っておきましょう。それぞれにリスクを理解していると引き時なども予測しやすいです。

以上で記事は終了となります。ありがとうございました。

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