
「無料で商用利用できるフリー素材サイトが知りたい!」という方へ。
この記事では、写真、イラスト、アイコンなど、さまざまなフリー素材を提供する素材サイトを厳選して紹介しています。
いずれも 無料で利用でき、商用利用OK!さらにクレジット表記が不要 なものばかりなので、気軽に利用してみてください。
フリー素材を使って、ブログサイトのオシャレ度をワンランクアップさせていきましょう。
目次
フリー素材とは、無料で使えるイラスト・写真・音楽などのコンテンツのこと。YouTube や インスタグラム など、さまざまな分野で利用されています。
これらのコンテンツは、ネット上の素材まとめサイトから、誰でもカンタンに入手することができます!
写真・イラスト・アイコンなど、ジャンルごとに専門サイトが分かれているので、それぞれクオリティの高いおすすめサイトを3〜4つずつ厳選してご紹介していきますね!
おすすめ画像サイト
まずは 画像 を専門に配布している素材サイトを紹介します。
Unsplas
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要(してくれると嬉しい) |
利用規約 | https://unsplash.com/ja/利用規約 |
【Unsplash の特徴】
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『Unsplash』は『海外』のフリー素材まとめサイトです。
ほかのフリー素材サイトと比べて画像のクウォリティーが高く、種類も豊富。その数なんと 3,000,000 点 以上にもなるそうです。
加工や商用利用はOKですが、ダウンロードした画像を再販したり、画像の一部をつかって競合サービスを作るのは禁止されています。
また、海外のサイトなので日本語での検索に弱い...検索機能は英語で操作する必要があります。
ぱくたそ
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://www.pakutaso.com/userpolicy.html |
【ぱくたそ の特徴】
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『ぱくたそ』は国内最大級のフリー画像素材サイトのひとつで、画像の総数は 50,000枚以上 にもなります。
無料で画像をダウンロードでき、加工や商用利用もOKですが、画像そのものを商品として販売するのはNGとなっています。
このサイトの最大の特徴は目的の画像を探しやすいところ!
日本語での検索が可能なうえ、画像が(分類 や シチュエーション ごとに)細かくカテゴリ分けされているので、欲しい画像がすぐに見つかります。
photo AC
料金 | 無料(有料版あり) |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://www.photo-ac.com/main/terms |
【photo AC の特徴】
|
『フォトAC』は素材総数:5,000,000 点以上 の国内最大級のフリー画像素材サイトです。
このサイトの特徴は圧倒的な素材の多さ。メジャーな分野からニッチな分野まであらゆる画像が揃っています。
基本無料で利用できますが、無料版の場合は1日の利用回数に制限があるので、制限を解除したい場合は 有料プランでご利用ください。
また、商用利用OKですが、ダウンロードした画像を「商品として販売」することや「商標登録」するのは禁止されています。
Pixabay
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 (必須ではないが推奨している) |
利用規約 | https://pixabay.com/ja/service/license-summary/ |
【Pixabay の特徴】
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4,200万点以上の写真や動画を無料で提供する、海外発のフリー素材サイトです。
海外サイトとはいえ、日本語検索に対応しているため操作もカンタン!
直感的に使える検索機能が特に優れており、「色」で画像を絞り込むといった便利な使い方も可能です。
Pixabay の画像は無料でダウンロードでき、商用利用もOK(商品の再販等の行為は禁止)となっています。
おすすめイラストサイト
つぎに イラスト を配布しているサイトを紹介します。
Scale
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://scale.flexiple.com/illustrations/#license |
【Scale の特徴】
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『Scale』はフラットなデザインが特徴的なフリーイラストサイトです。
掲載されているイラストは200点以上で、毎日1点ずつ新作のコンテンツが追加されています。
『Scale』のイラストは無料でダウンロードでき商用利用も許可されているので、Webサイトに掲載しもて問題ありません。
ただし、海外のサイトなので日本語には非対応。検索機能を使う際は、英語でキーワードを入力する必要があります。
illust AC
料金 | 無料(有料版あり) |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://www.ac-illust.com/main/terms.php |
【illust AC の特徴】
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『イラストAC』は素材総数:2,700,000 点以上 の国内最大級の『イラスト素材』サイトです。
さきほど紹介した『フォトAC』のグループサイトなので、特徴もフォトAC とほとんど同じです。
基本無料で利用でき、商用利用もOK。
無料版の場合は1日の利用回数に制限があるので、無制限に利用したい場合は 有料プランでご利用ください。
またダウンロードしたイラストを「商品として販売」することや「商標登録」するのは禁止されています。
unDraw
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://undraw.co/license |
【unDraw の特徴】
|
『unDraw』は500 種類以上のイラストを配布するフリーイラスト素材サイトです。
イラストがフラットなデザインで統一されているので、ブログに取り入れるとサイトのデザインに一貫性が生まれます。
ただ『unDraw』は海外のサイトで日本語に対応していないため、検索は英語で行わなければいけません。
『unDraw』で配布されるイラストは無料で利用でき、加工・商用利用も許可されていますが、コンテンツ自体を商品化して販売するのはNGとなっています。
IRA Design
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://www.creative-tim.com/license |
【IRA Design の特徴】
|
『IRA Design』は 人物・もの・背景 の3種類のイラストを計 65 点ほど提供するフリーイラスト素材サイトです。
種類こそ少ないですが、すべてのイラストがフラットなデザインで統一されているので、デザインに一貫性を持たせたいときにに便利。
『IRA Design』の素材は、単独で使うというよりも、画像を構成する“1パーツ”として活用するのがオススメです。
たとえば Canvaなどのデザインツールを用いて、ほかの素材と組み合わせることで、レパートリーの幅がグッと広がりますよ。
おすすめロゴ(アイコン)サイト
最後は アイコン・ロゴ を配布しているサイトを紹介します。
ICOOON MONO
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://icooon-mono.com/license/ |
【ICOOON MONO の特徴】
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『ICOOON MONO』はアイコンに特化したフリー素材サイトで、取り扱うコンテンツの数は 6,000 点以上にもなります。
各アイコンがシンプルなデザインで統一されているため、どんなデザインにも組み込みやすいうえ、サイト上でサイズや配色を変更できるので、汎用性も高いです。
『ICOOON MONO』の素材は無料でダウンロードでき、加工もOK。
「素材そのものを商品化する」以外の目的であれば、商用利用も許可されています。
SILHOUETTE DESIGN
料金 | 無料 |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://kage-design.com/terms-of-use/ |
【SILHOUETTE DESIGN の特徴】
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『SILHOUETTE DESIGN』は影絵(シルエット)に特化したフリーイラスト素材サイトです。
1つのシルエットに対して複数パターンのデザインが用意されているのが強み。
「このシルエットを斜めから見た絵が欲しいな」といった要望に応えられます。
また、シルエットの サイズ や 配色 を変更できるので、とても使いやすいですよ。
silhouette AC
料金 | 無料(有料版あり) |
商用利用 | 可 |
加工 | 可 |
クレジット表記 | 不要 |
利用規約 | https://www.silhouette-ac.com/about.html |
【シルエットAC の特徴】
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『シルエットAC 』は国内最大級の シルエット素材サイトで『イラストAC』や『イラストAC』のグループサイトにあたります。
特徴は 『フォトAC』とほとんど同じです。
無料版の場合は1日の利用回数に制限があるので、無制限に利用したい場合は 有料プランでご利用ください。
またダウンロードしたコンテンツを「商品として販売」することや「商標登録」するのは禁止されています。
画像がもたらす4つのメリット
ここからは 画像がブログサイトにもたらすメリットを解説していきます。
ではひとつずつ見ていきましょう。
見た目がすっきりする
画像を入れると、記事の見た目がスッキリします。
上の例でも、文字だけで内容を伝えている記事は文章が長くなりごちゃごちゃして見えますよね。
読む側としても「ちょっと長いな…」と感じてしまい、途中で離脱される原因にもなります。
もし文章が長くなってしまうときは、画像を挟んでテキストのかたまりを分けると効果的。
文章のボリュームはそのままでも、画像の力で軽やかに見せる工夫をすることで、読者の集中力を保ちやすくなりますよ!
記事の内容を理解しやすくする
文章だけで説明するよりも、画像をまじえて伝える方が読者の記憶に残りやすくなります。
これは「Picture Superiority Effect(画像優位性効果)」と呼ばれ、視覚情報は文章よりも記憶に残りやすいことが科学的にも証明されています。
とくに複雑な内容を伝える場合は、文章だけで情報を伝えるのには限界がありますよね。
読者の理解を助けるために、画像を用いて『視覚的なイメージ』を提供することが重要なんです。
読者の関心を引ける
画像を利用すれば、文章だけでは伝えきれない「雰囲気」を補うことも可能です。
クリスマスに「ジューシーで美味しそうなチキン」の写真を見たら、意識していなくても「ちょっと食べたいな…」と、購入意欲が湧いちゃいますよね。
このように、画像には「読者の無意識」に働きかけて関心や興味を自然と引き出す力があります。
そのためマーケティングや広告の現場では、限られた時間で印象を残すための主な手段として、イメージ画像が利用されているんです。
画像検索からのアクセスを狙える
Googleの検索には「画像検索」という機能があるので、画像経由でのサイトアクセスを狙えます。
実際、画像からの流入はサイト全体のアクセスの約1割を占めるので、大切な導線のひとつなんです(※割合はサイトによって異なります)。
SEOの観点から見ても、画像の活用は非常に有効と言えます。
フリー素材サイトを利用するうえでの注意点
フリー素材はとても便利ですが、注意しなければいけない点もあります。
とくに以下の3点は要チェック。
それぞれ、もう少し詳しく説明していきます。
商用利用できるか
まずは、そのフリー素材を商売目的で利用して良いかを確認しておきましょう。
なお、商用利用の可否は『利用規約』に明記されているのが一般的です。
商用利用を認めているサイトにも、以下のような制約があることが多いです。
- 素材を商品として販売するのは禁止
- 素材の再配布はNG
- 素材そのもの(または素材の一部)を商標登録するのは禁止
- 公序良俗に反する場合は掲載NG
ライセンスに違反すると法的な問題が生じる可能性もあるため、このあたりの確認は怠らないようにしましょう。
加工して良いか
素材サイトからダウンロードした画像を『加工して良いのか』も確認しておきましょう。
というのも、素材サイトの「利用規約」には 素材の加工に関する規定が明記されています。
一部のサイトでは、加工について詳細な制限が設けられていることがあるので、『カスタマイズが許される範囲』を特に注意して確認しましょう。
- 明るさの調整はOK
- 文字サイズ変更はOK
- ほかの画像と組み合わせるのはNG
クレジット表記は必須か
最後に 引用元の表記(=クレジット表記)が必要かどうかも確認しておきましょう。
実際に「引用元を表記すれば当サイトの画像を掲載してもいいですよ」というサイトはけっこう多いです。
これも「利用規約」に明記されているので、必ずチェックするようにしてください。
画像サイズは小さくしよう
結論、ブログに使う画像の容量はできるだけ小さくしましょう。
画像の容量が大きいとブログ記事の表示速度が遅くなる恐れがあります。
できれば 1画像:250kb 以下にするのが望ましいですね。
まあ、どうやっても 250kb をオーバーしてしまうケースもあるわけですが...
- JPG形式の画像を使う
- ファイル圧縮ツールを利用する
フリー素材サイトでのダウンロード時に、ファイル形式を自分で指定できる場合は JPG形式 を選ぶのがおすすめ。
JPG形式は、ほかのファイル形式より容量が小さい特徴があります。
また ネット上には、無料の画像圧縮ツールがたくさん存在します。
圧縮ツールを利用して画像容量をできるだけ小さくする習慣を身につけましょう。
フリー素材サイトと併用できる無料ツール【Canva】を紹介
いくつか記事を書いていると、「イメージにぴったりの画像やイラストが見つからない…」という場面も出てきますよね。
そんなときに頼れるのが、無料で使えるデザイン作成ツール『Canva(キャンバ)』です。
フリー素材サイトでダウンロードした画像をCanvaに取り込み、ほかの素材と組み合わせることでデザインの幅がグッと広がる。
すべて無料でできるので、コストをかけずにクオリティの高い画像コンテンツを作れますよ。
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【PC版 Canvaの使い方】基本操作をマスターして画像編集のプロになろう
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おしゃれなサイトの特徴
おしゃれな個人ブログには、共通して以下の3つのポイントがあります
- 色彩・デザインに統一感がある
- デザインがシンプル
- 画像やイラストがおしゃれ
これらのポイントを意識すれば、ブログ初心者でも簡単におしゃれなデザインを作れますよ。
さらに細かなテクニックや、具体的なデザインのコツについては、別の記事で詳しく解説しています。
まとめ
画像やイラストなど、視覚的なデザインがブログにもたらす影響はとても大きい!
また見た目だけでなく、読者にイメージを与える・理解を促すといった意味でも、画像の利用はとても効果的です。
では、最後に重要なポイントを振り返っていきましょう。
- あらかじめ利用規約をチェックする
- 画像検索からのアクセスも狙える
- できるだけ画像容量を小さくする
以下、おすすめのフリー素材サイトです。
どれも素晴らしいツールなので、ぜひ利用してみてください。
この記事は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/