- Binanceってよく聞くけど何だろう
- Binanceでステーキングしたい
- Binanceの使い方を知りたい
- BNBって何だろう
上記について回答します。
- BinanceやBNBについての説明
- Binanceの使い方(入金など)
- BNBの買い方
- ステーキングのやり方
- セービングのやり方
結論から言うと、Binance(バイナンス)は「世界最大の仮想通貨取引所」、BNB(バイナンスコイン)はBinance(バイナンス)が発行する仮想通貨です。
この記事では、Binance(バイナンス)やBNB(バイナンスコイン)について詳しく記載し、最後にはBinance(バイナンス)の口座開設のやり方や、BNB(バイナンスコイン)の買い方、ステーキングのやり方なども解説,していきます。
興味のある方はぜひご覧になってください。
目次
Binance (バイナンス)とは
Binance (バイナンス)は、2017年に香港を拠点として設立された世界最大の仮想通貨取引所です。
※2018年4月には、中国当局からの規制から逃れるため、本拠地をマルタ島に移転
日本にもコインチェックやGMOビットコイン、ビットフライヤーなど様々な仮想通貨取引所がありますよね。
日本国内だけで見ても多くの仮想通貨取引所が存在する中で、Binance (バイナンス)は世界随一の取引量を誇っています。
さらに、Binance (バイナンス)は仮想通貨取引所というだけでなく、独自のプラットフォームであるBSC(バイナンス・スマート・チェーン)を展開しています。
BSC(バイナンス・スマート・チェーン)とは、ブロックチェーン技術を用いたアプリケーションの開発プラットフォームであり、現在人気となっているイーサリアムと同じような役割を持っています。
BSCやイーサリアムをもっと簡単に説明してほしいです。
Binance (バイナンス)は、独自の仮想通貨としてBNB(バイナンスコイン)を発行しています。
これについては次の章で説明していきます。
基軸通貨のBNB(バイナンスコイン)とは
次にBNB(バイナンスコイン)について説明していきます。
BNB(バイナンスコイン)とは、Binance (バイナンス)によって発行されている仮想通貨であり、Binance (バイナンス)の基軸通貨としての役割を担っています。
また、BNB(バイナンスコイン)は、「BSC(バイナンス・スマート・チェーン)」の動力源の役割も担っています。
BSC(バイナンス・スマート・チェーン)上のアプリを動作させるにはガス代(手数料)を支払う必要がありますが、このガス代はBNB(バイナンスコイン)で支払わなければなりません。
👇ここら辺の仕組みを知りたい方は下記「ちょっと詳しく」をクリック👇
- <ちょっと詳しく>
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現在、BSC(バイナンス・スマート・チェーン)上では様々なアプリケーションが稼働していますが、これらのアプリはBNB(バイナンスコイン)なくして稼働することができません。
ここからは、BSC(バイナンス・スマート・チェーン)上に構築されているアプリケーションの一種である分散型取引所(DEX)を例として、BSC(バイナンス・スマート・チェーン)上のアプリの仕組みを説明していきます。
分散型取引所(DEX)は金融型のアプリケーションであり、金融取引サービスを提供しています。まあ、証券会社や銀行と同じような役割を持っているわけです。
が! この分散型取引所(DEX)には管理者が存在しないんです!
実は、分散型取引所(DEX)はあらかじめ定められたルール(プログラム)によって動作しています。仲介人がいなくても取引を実行してくれるわけですよ(+o+)
これ、「取引の承認はだれがするの?」「公正な取引ができるの?」って思いますよね。結論から言うと、分散型取引所(DEX)での取引の承認作業は、その取引所を利用しているユーザ自身が自動的におこなっています。
仕組みとしては、対象の分散型取引所(DEX)の中に資産を持つユーザに自動的に承認権が与えられ、承認権を得たユーザが取引の承認をしています。(承認作業をマイニングといいます。)
さらに、取引の承認を行った際には、承認のお礼として報酬が支払われます。報酬は、取引時の手数料から支払われており、この手数料はすべてがBNBで清算されています。
BNB(バイナンスコイン)は4半期ごとに、Binance(バイナンス)によって利益の20%分が買い戻されています。
このBinance(バイナンス)にの買戻しにより、市場に出回るBNBのが減少し、BNB(バイナンスコイン)1枚当たりの価値が上昇する仕組みとなっています。
BNB(バイナンスコイン)のリアルタイムチャート
以下はBNB USD(バイナンスコイン/米ドル)のリアルタイムチャートです。
Binance (バイナンス)のメリット
引用元:Web illustrations by Storyset
Binance(バイナンス)のメリットは次の4点です。
- 様々な種類の仮想通貨を扱っている
- Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)のガス代が安い
- 上場する仮想通貨(トークン)を決める人気投票がある
- 資金を預けることで報酬がもらえる(ステーキング)
ではひとつずつ解説していきます。
1.様々な種類の仮想通貨を扱っている
Binance(バイナンス)の魅力の一つとして「取り扱う通貨の豊富さ」があります。
具体的に、Binance(バイナンス)では、現在300種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
ちなみに、日本国内で取り扱うトークンの種類が多いコインチェックは15種類のトークン(通貨)しか扱っていません。(21年9月調べ)
ビットコインやイーサリアムなどの主要コインはもちろん、日本の取引所では購入できない草コインも多く上場しているため、日本にも多くのバイナンスユーザが存在します。
2.Binance Smart Chainはガス代が安い
本記事の「Binance (バイナンス)とは」では、BSC(バイナンス・スマート・チェーン)を利用するにあたって、ガス代(手数料)が発生することを説明しましたよね。
これはイーサリアムやほかのブロックチェーンプラットフォームでも同様であり、ガス代の高さは、各プラットフォームによって全然違ってきます。
BSC(バイナンス・スマート・チェーン)のガス代は、イーサリアムやほかのプラットフォームと比べてもとても低くなっています。
3.上場する仮想通貨(トークン)を決める人気投票がある
Binanceでは、月に一度「Community Coin of the Month」と題した、上場するコインを決めるための人気投票があります。
ユーザの人気投票で1位となった通貨(トークン)は、最終試験を経てBinanceへ上場することができます。
世間に周知されていない魅力的な通貨を仕込んでいるのなら、人気投票でぜひ投票してみましょう。
4.資金を預けることで報酬がもらえる
本記事の「Binance (バイナンス)とは」では、マイニング(取引の承認を行って報酬をもらうこと)について触れましたが、マイニングの一つである「ステーキング」もBinance(バイナンス)の大きな魅力となっています。
ステーキングの概要ややり方は、この記事の「ステーキングについて」で解説していきます。
またBinance(バイナンス)では、保有資産を貸し出すことで、高金利のリターンがもらえる「セービング」も行うことができます。
セービングについての概要ややり方は、この記事の「セービングについて」で解説していきます。
Binance(バイナンス)のデメリット
引用元:Web illustrations by Storyset
Binance(バイナンス)のデメリットは次の2点です。
- 中央集権型である
- 各国の規制の対象となり得る
なお、BNB(バイナンスコイン)の価値は、完全にBinance(バイナンス)によって左右されるので、これらはBNB(バイナンスコイン)のデメリットとも言えます。
1.中央集権型である
イーサリアムなどは管理者のいない分散集権型であるのに対して、Binanceは管理者が存在する中央集権型のシステムとなっています。
中央集権型は分散集権型に比べて、管理者が大きな権力・決定権を持ちます。国家と国民を例として考えてみるとわかりやすいかもしれません。政府に信頼性や実力がある場合は国民に良い影響を与えますが、政府が腐敗している場合は国民に悪影響を与えてしまします。
上記の例のように、中央集権型のシステムは、管理者が善良で実力のある人物ならメリットとなりますが、そうでない場合は、不正取引なども行われる可能性があります。
また、中央集権型には管理者がいるため、管理者が破綻した場合は、そのプロジェクト自体の価値がなくなってしまいます。
もちろんBinance(バイナンス)を利用できなくなったり、BNB(バイナンスコイン)が無価値になることも考えられます。
2.各国の規制の対象となり得る
2つ目のデメリットは、各国からの規制対象となり得ることです。まあ、これはBinance(バイナンス)のみではなく仮想通貨市場全体に言えることですね。
新しい技術に対する規制はつきものですが、Binance(バイナンス)を含め、その他の取引所や仮想通貨を排除するような動きが出てくると、これらの利用者が大きく減少することになります。
実際、過去(2021年5月)に中国当局の規制が発表されたことにより、ほぼすべての仮想通貨の価値が大きく下落しました。
僕も数百万円程度失ってしまいましたが…まだまだ法整備が進んでいないため、これからも何度も同様のことは起きるかもですね。
まあ、仮想通貨やブロックチェーンは素晴らしい技術だと思うので、仮想通貨市場全体の明るい未来を期待しましょう( ̄▽ ̄)
Binanceの使い方(入金のやり方やBNBの買い方)
次にBinanceの使い方とBNBの購入方法について解説していきます。
簡単な流れ
- 国内取引所(コインチェック)で口座を開設
- Binanceの口座を開設
- 国内取引所(コインチェック)でbitcoinを購入
- Binanceに資金を送金
- Binanceで$BNBを購入
では、はじめて行きましょう。
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1国内取引所(コインチェック)で口座を開設
まだ仮想通貨を売買したことがないという方は、国内の仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。
国内の仮想通貨取引にはコインチェックやGMOコイン、ビットフライヤーなどがあります。使いやすさや手数料を比較し、自分に取引所を選択してください。個人的に、初心者向けでおすすめなのはコインチェックです。コインチェックは取引しやすく、チャートも見やすいうえ、マネックスグループの傘下となっているためセキュリティも万全です。
(無料)口座開設はこちらから
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2Binanceの口座を開設
海外取引所であるBinanceの口座を開設していきましょう。
(無料)口座開設はこちらから
上記のリンクから公式サイトを開くと次の画面が出てきます。メールアドレスとパスワードを入力して「アカウント作成」を押してください。
以下はパスワード設定時の注意事項です。
- 最低でも8文字以上
- 数字を含めること
- 大文字を含めること
次に穴あきのパズルが出てきます。ピースを埋めて完成させましょう。
パズルを完成させて次に進むと、以下のようなメール認証があります。
登録するメールアドレスに届いたメールを確認し、確認コードを入力します。
以上で口座開設は完了です。
step
3国内取引所(コインチェック)でbitcoinを購入
まずは国内取引所でBitcoinを購入します。
Coincheckへの入金・売買方法に関してわかりやすい動画を見つけました。次の動画を参考に取引を行ってみてください。※売買に当たって、取引所と販売所がありますが、初心者向けは販売所、慣れてきたら取引所での取引をお奨めします。
step
4Binanceに資金を送金
まずは送金先(Binanace)のアドレスを確認します。
Binanaceの公式サイトにログインし、メニューの「フィアットと現物」を選択します。次の画面が表示されたらBitcoinの「入金」を選択します。※必ず送信する通貨の「入金」を選択してください。
次の画面が表示されるため、アドレスをコピーします。
次にコインチェックで送金の操作を行います。
送金先には、先ほど控えたアドレスを入力してください。送金の詳細はコインチェックの公式サイト(ブラウザ:コインを送金する方法 | FAQ/お問い合わせ (coincheck.com))でご確認ください。
最後に送金額を入力し、「送金する」を選択します。
※送金先のアドレスを間違えると資産がなくなります。慎重に操作をしてください。
step
5Binanceで$BNBを購入
送金した資産($BTC)を$BNBに交換しましょう。
Binanceの式サイトのメニューから「トレード→コンバート」を選択します。
『振替元:BTC』『振替先:BNB』を選択し、$BTCを全額$BNBに交換しましょう。
最後に「コンバートプレビュー」をクリックして、コンバートします。
以上で$BNBを入手することができました。
ステーキングについて
本記事の「Binance (バイナンス)とは」では、マイニング(取引の承認を行って報酬を得ること)について触れましたが、Binance(バイナンス)では、マイニングの一つである「ステーキング」のサービスも提供されています。
これはBinance(バイナンス)で一番人気といっても過言ではないサービスです!
なお、Binance(バイナンス)には以下2種類のステーキングが存在します。
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- ロックステーキング
- DeFiステーキング
好みの方を利用すればいいと思いますが、どちらがいいのかわからない人のために、ひとつずつ解説していきます。
ロックステーキング
Binanceに一定期間(15日/30日/60日)資金をロックすることにより報酬がもらえます。なお、指定された一定期間(15日/30日/60日)は資金の引き出しができません。
メリット
- 高利子
- ロック期間を選択できる
デメリット
- 指定された一定期間(15日/30日/60日)は資金を引き出せない
ロックステーキングの対象銘柄が知りたい人や、やり方を知りたいという人は次の記事をご覧ください。
初めての人にもわかりやすいように、実際の画像を用いて説明していきます。
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【仮想通貨】バイナンス(Binance) ロックステーキングのやり方を徹底解説!
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Defiステーキング
DeFiステーキングでは、BTCやBTCといった主要のコインをいつでも引き出し可能な状態でロックすることにより報酬がもらえます。ただし、ロックステーキングに比べて対応している銘柄が少ないのが欠点です。
メリット
- 高利子
- ロックした資産をいつでも引き出せる
デメリット
- 対象の銘柄が少ない
DeFiステーキングの対象銘柄が知りたい人や、やり方を知りたいという人は次の記事をご覧ください。
初めての人にもわかりやすいように、実際の画像を用いて説明していきます。
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【仮想通貨】バイナンス(Binance) DeFi ステーキングのやり方を徹底解説!
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セービングについて
Binanceでは、保有資金を貸し出して、高利子の報酬を受け取ることのできるセービングサービスも展開されています。
セービングには、以下の2種類が存在します。
- フレキシブルセービング
- 定期セービング
以下は各セービングの特徴です。
フレキシブルセービング
- いつでも引き出し可能
定期セービング
- フレキシブルセービングに比べて利率が高い
- 一定期間引出ができない
セービングの対象銘柄が知りたい人や、やり方を知りたいという人は次の記事をご覧ください。
初めての人にもわかりやすいように、実際の画像を用いて説明していきます。
【作成中です】
Binance (バイナンス)とBNBの将来性
引用元:Web illustrations by Storyset
Binance(バイナンス)やBNB(バイナンスコイン)の将来性について、結論から言うとまだまだ伸びる余地があります。
現在(2021年6月6日)時点でBNB(バイナンスコイン)の価値は1BNBあたり4万円弱ですが、10万や20万程度なら遠くない未来に到達するのではないのでしょうか。
Binance(バイナンス)は世界最大の仮想通貨取引所であり、基軸通貨のBNB(バイナンスコイン)は仮想通貨市場でトップ10に入るコインのため、仮想通貨市場の成長と共に価値が上がっていくことが予想できます。
仮想通貨市場は急速に伸びています。
銘柄 | 2017年9月 | 2019年9月 | 2021年9月 |
ビットコイン(円) | 480,000 | 900,000 | 5640,000 |
イーサリアム(円) | 20,000 | 20,000 | 430,000 |
バイナンスコイン(円) | 100 | 3,000 | 50,000 |
ケーキ(円) | - | 100 | 2,000 |
上記は、(仮想通貨の)代表的な銘柄の価値を2年ごとにまとめたものです。
ほとんどのの銘柄が過去の価値の何倍にも成長しているのを見ると、この市場の成長がいかにすごいかが分かります。
投資をしている人は分かると思いますが、こんなにおいしい市場は仮想通貨だけです。
「もっと安いうちに買っておけばよかった」とならないためにも、この波に乗ってみるのもひとつの選択肢ではないでしょうか。
注意
価格の上下が激しいので、価値の暴落も起こりやすいです。
投資をする際は、必ず自分の責任で行ってください。