Webページ表示の仕組み
まず、Java サーブレットを理解するうえでWebの仕組みを知っておく必要があります。
普段私たちが見ているネット記事は、HTMLで作成されたWebページを「Internet Explorer」や「Google Chrome」といったブラウザで表示したものです。
※「F12」キーを押すとみているページのHTML記述を見ることができます。
もう少し細かく見てみると、ブラウザからWebサーバにリクエスト(要求)を送り、レスポンス(返答)を受け取ることにより処理のやり取りをしています。
Java Servlet とWebアプリケーションの仕組み
ここまでWebページの表示方法を説明しましたが、これはフロントサイドの仕組みです。
次にサーバサイドの仕組みを説明します。
フロントサイドの裏側では、サーバの中で様々な処理が発生しています。
Webアプリケーション | :Webサーバで公開したアプリケーションをブラウザで表示したもの |
図中の赤枠内にあるWebアプリケーションの中核となるプログラムをサーバサイドプログラムといい、サーバサイドプログラムを実現する技術をJava Servlet(サーブレット)といいます。
また、サーバサイドプログラムを実現する技術としてJSPという技術もあります。
それぞれJSPファイル・サーブレットクラスと、プログラムとして作成でき、JSPファイルは主に画面表示と裏処理をつなぎ、サーブレットクラスは裏で処理を行います。
JSP | :Webサーバ上でWebページを作成する技術でHTMLとJavaのプログラムが合体したもの |
サーブレット | :Webサーバ上で動作する技術で、javaで作成されるプログラム |